私の過払い請求体験記
提訴へ


さぁ!いよいよ訴訟です!

A社、C社、D社に対して訴訟を起こす決意をしました。

裁判は「訴状」というものを出せば始まります。
そして、私は過払い請求の本を見ながら、
そこに書いてある訴状のひな形を、ほとんどそっくりそのままマネして、
名前などを変えただけの様な訴訟を作り、
裁判所に持って行きました。

受付けで、
「弁護士には相談していますか?」
「弁護士に頼まないのですか?」
「本当に自分でできますか?」
と、何度も何度も尋ねられましたが、
私は頑固者です(笑)
自分でやる、と言ったら自分でやるのです!

たくさん訴状の内容を指摘され、
半分、何を指摘されているのかわかりませんでしたが、
ここでわからない、という顔をしてはダメだ、と思い、
必死でわかるフリをしてうなづきました(苦笑)

そして、家に帰って本を読み、
本屋さんに行って立ち読みをし、
何がおかしかったのかを一生懸命勉強しました。

そして出来上がった訴状を持って、
再度、裁判所へ!

またしても、受付けて頂いた書記官の方に、
「本当に自分で出来ますか?」
「弁護士に相談だけでもされてみたら?」
などの忠告を聞き流し、
前回よりも確実にチェックが少なくなった事に、
少し安心感を感じながら、またしても数箇所指摘されました(笑)

でも、前回の時のように、
何を言われているのかわからない、という事はありませんでした。

確実に自分が進歩しているのを感じる事が出来ました。

そして、3度目の正直で、訴状は受理されました。

始め、3社とも1つの訴訟でした方がいい、と本に書いてあったので、
そうしようと思いっていましたが、
3社を一括で訴状をどう書くのか本に書いていなかったのと、
3社をまとめると管轄が簡易裁判所ではなく地方裁判所になるので、
ちょっと尻込みしてしまい、
結局3社ばらばらに申立てをしました。

今から思えば、管轄が地方裁判所になった方が、
無理に和解を勧められずに済んだ、というのと、
印紙代も、まとめた方が安かったらしく、
まとめるべきだったと思います。

でも、3社同時に消費者金融の担当者が来たら、
必要以上に緊張してしまったかも知れないので、
私にとっては結果的に良かったのかも知れません。


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